ジャッカー電撃隊 8スーパーカー！！時速300キロのFREDDYのネタバレレビュー・内容・結末

犯罪組織クライムと戦うサイボーグ部隊の活躍を描いた、石ノ森章太郎原作による特撮テレビシリーズ「ジャッカー電撃隊」の劇場版作品ということで。まず触れたいのは、本作はTVシリーズの第7話「8スーパーカー!! 超速300キロ」を再編集したものとなっており、"映画"としての需要はないのかもしれません。ただ、楽しめる要素は間違いなくある。ジャッカー電撃隊の活躍はもちろんのこと、今作はマセラッティやランボルギーニなどといったスーパーカーがこれ見よがしに登場。きっとスーパーカーがブームだったのでしょうね。時代背景が垣間見え、また違った面白さが。そして、ツッコミどころと言いますか、体内エネルギーでジャッカーマシーンを走らせるなどユニークな演出も描かれていたり、思わず笑わされるシーンもある。だがやはり20分と短編なので物足りなさが。当然ながら説明不足な点は否めないですし、今作はジャッカー電撃隊の活躍よりもスーパーカーの走りがメインとなっているので、その点はとても気になりました。面白いことには面白いんですけどね。決して悪い作品ではないのだが、オススメは少々難しいかと。