地獄のメッポ

透明人間の地獄のメッポのレビュー・感想・評価

透明人間(1992年製作の映画)
3.6
そうです皆さん、透明人間です。
体が見えなくなってさあ大変という、そんな映画です。そんな悲劇の主人公はチェビーチェイス。サタデーナイトライブの人気者でしたが、『サボテンブラザーズ』や『スパイライクアス』でのコミカルな演技が印象に残ってます。今回はそんな彼のシリアスな演技もご覧になれます。
悪役はサムニール。『ジュラシックパーク』の博士でもあり、悪魔の息子でもあるのに、女王陛下の諜報部員にはなれなかった男。ヒロインはダリルハンナ。そう、可愛らしいレプリカントのプリスであり、殺し屋エルドライバーでもある。怖いですね。
透明人間というと、悪事に手を染めがちですが、今回のは悪役からひたすら逃げます。監督はジョンカーペンターという男がやっているのですが、早い話が『ハロウィン』や『遊星からの物体X』の人。彼は脚本も音楽もノータッチという具合で、ハイレベルな特撮を用いたにも関わらず大コケでした。面白かったのに、恐ろしいですねぇ。
地獄のメッポ

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