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トリコロール/白の愛のmaoのレビュー・感想・評価

トリコロール/白の愛(1994年製作の映画)
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フランスの国旗、トリコロールのうちの一色である白には平等という意味が込められている。主人公が相手と対等な関係であると表現されるときに、その都度白が使われていて面白かった。

愛した者が弱者になってしまうのはどうしてだろうか。これは復讐劇であるけれど、愛の復活劇でもある。なんだかわからないな。

ただ、平等を描くにあたって監督が提示している、金(自由)と言語(コミュニケーション、愛、博愛)と同じ痛み(平等)の必要性が、3部作をより強く結束していて素晴らしい。

トリコロール 白の愛
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