Shibawithbread

傷ついた男のShibawithbreadのネタバレレビュー・内容・結末

傷ついた男(1983年製作の映画)
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このレビューはネタバレを含みます

 家族と駅まで妹を見送りに行ったアンリは、駅のトイレで暴力的な警官ジャンに出会い、やがて彼に惹かれていく。だが、ジャンという男はエリザベートという女(愛人)が居ながらもボスマンという男の愛人でもあった。そんな彼との出会いで、やがてアンリも無軌道なゲイの世界に巻き込まれ、身を汚していく…。
(wiki)

イカれてる
俺もな

お前を知らないし信用できない
だから寝よう
あかしを見せろ
信用できるってあかしさ

憎しみだけがお前を救う鍵だ
だがお前には憎しみなんか必要ない
俺が救う1人にはしない

待つ時は来ないわ

君の喜ぶことだ
君が喜び 私が傷つくことだ

・ペニスをおじさん

 愛するなら幸せになれる相手を選んだほうがいい。わかっていても危険な男に惹かれて、きっと苦しむことになる、そう思うのに。初めて惹かれた人間だ、もう2度と人を愛せないかもしれない。しかも自分は男に惹かれた。碌でもない、こんな、ただでさえ普通じゃないのにもっと、危険で、どうしようもない男に、どうしようもなく惹かれて。
 イかれた男との突然のキスから始まった恋。戯れに健全な相手を選んでみても、結局心は彼を向いている。
 首を絞めながらのファック、意識のない君の胸にそっと寄り添って2人だけの夜の寂しさに浸る。