セリー

レインメーカーのセリーのレビュー・感想・評価

レインメーカー(1997年製作の映画)
3.0
ベストセラー小説の映画版です。
新人弁護士で初訴訟を行う事になったマットデイモン演じるルーディがとっても魅力的。
理不尽な事に熱くなったり、人と積極的にかかわっていく姿が見ていてとても眩しくて、弱者が強いものに立ち向かう姿はテンションが上がります。
しかしこの映画の結末は、とても現実味のある苦みみたいなものが描かれていて、さすがコッポラ作品と感じました。

見ていてワクワクするしテンションは上がるのに、そこまで感動しないのは、医療問題の提示が大きな柱になっているからかな?なんだろう物語もとても見ごたえがあって面白いし、俳優陣も最高なのに、なんかあんまり響かない…。

アメリカには日本と違い国の医療保険制度がなくて、民間の保険会社しかありません。なのでこの映画を見てなんとなく違和感を感じるのは、このような国の違いもあるのかなと思います。
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