shun

祈るひとのshunのレビュー・感想・評価

祈るひと(1959年製作の映画)
3.6
芦川いづみ演じる主人公が過去の回想を通じて結婚と家族について考える

「理解し合い、愛し合い、それがお互いを高め合っていくような人。あたしのその人はきっと何処かにいる。」

結婚が当たり前の人生に疑問を持つ女性がカッコよく描かれてた。こういう役が似合う。

正直両親の関係は自分達でどうにかしてくれよって思っちゃった。娘が大人になっても迷惑かけてそれで「あなたにもいづれ分かる時が来る」なんて自分勝手でしょ。
お見合い相手もイヤ〜な性格してた

井の頭線沿いが舞台で、明大前や永福町駅の昔の様子を見られたのがよかった。

「結婚して名前が変わるなんて、女って変ね」
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