ミドミドキ

アメリのミドミドキのレビュー・感想・評価

アメリ(2001年製作の映画)
4.2
小さい頃に親に心臓病と勘違いされ、友達と遊んだことがなく空想にふけることが楽しみだったアメリが22歳になり、一人立ちをした後、自分の住んでいる部屋で前の住居者だった人の宝箱を見つける。そのことをきっかけに人々を幸せにする喜びを見つけ、周りの人間に幸せになってもらおうとする。そんな、アメリにも好きになった人ができたのだが、中々自分の想いを伝えれずに遠回りをしてしまう。
前々から気になっていて、見よう見ようとしていたものの中々見る機会がなく遅くなってしまったもののこの度鑑賞。
評判通りとても美しく独特な映画でした。全編通して色彩にこだわりがあり、赤と緑が特徴的です。唯一青色が出てくるシーンはアメリの部屋にあるキノコのライトくらいのもので、おとぎ話のような不思議さがとても印象的です。
映画のシナリオもとても凝っていて徐々に伏線が明らかになってくるような爽快さもあります。