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アメリのazuのレビュー・感想・評価

アメリ(2001年製作の映画)
3.5
中毒性、あります。

決して上手いストーリー構成なはずじゃないんだけど、なんか、また見たいってなりました。

まず、好きなのは、登場人物の好きなことと嫌いなことを言ってくれること。

ちょこちょこ面白い。人の笑い声を録音とか。

ナレーションをあんだけ入れられるのも珍しい。

特に最初のアメリの子ども時代のところはナレーション多いし。

あとは、単純にアメリの性格が好き。
馴染みたいのに馴染めない。最も、馴染み方がわからない。

でもどうにか克服したくて、周りに馴染みたくて、だから頑張ってみるんだけど、不器用で。

そんなアメリ、可愛い。表情豊かで、ニヤッとしたときが1番楽しそう。

あの、いたずらするシーンとか、これ以上ないってくらいイキイキしてましたよね!?

あ~あと、キャラクターもそれぞれ味がある。
濃い。濃度高め。
アメリの好きなキャラクターとか語り合ったら楽しそう。

例えば…
ガラス男(なんだかんだで優しい)
アパートの管理人さん(泣く運命なの。)
野菜屋さんの男の子(あいつはアホ!アホ!)
カフェの売店の人(くしゅん!ドア閉めなさいよ!)
カフェのおばちゃん(一目惚れにもレシピがあるのよ)
カフェの同僚(諺知ってる人に悪い人はいないのよ)
などなど…。

濃いな~。

なんか、たまにはいいな、こういうの。

フランス映画で、画面も色とりどりで可愛いし、洒落てるし。

あ、でも、時間的余裕がないときは見ないほうがいいかも。
私はそれで2回途中でやめました。なんかもう、遅い!あー!ってなってやめました。

そんで、3度目の正直でフィニッシュ!ちゃんと見れた!

嬉しい!
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