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胎動期 私たちは天使じゃないのyoursuitcaseのレビュー・感想・評価

3.5
全寮制の看護婦寮を舞台に新旧看護婦の対立を描いた作品。意地悪キャラ全開の大塚道子に対し、池内淳子(美しい!)は生徒を擁護したため退職に追い込まれる。先に退職している三原葉子が寮に戻ってきて婦長の千石規子をビンタする場面は最高。
主役のはずの高須賀夫至子がほとんど喋らずイライラするが、最後の最後で爆発する(でも母親役の三宅邦子は何のために登場したのかよくわからん)。天知茂の性教育講義シーンが笑える。
桂千穂さんの新東宝本によると、監督の
三輪彰は新藤兼人の脚本を気に入っておらず、ホモセクシャルな内容を織り交ぜたかったそうなのだが、看護婦寮でのホモってどういう意図だったのか気になるところ。
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