微睡

少年と自転車の微睡のレビュー・感想・評価

少年と自転車(2011年製作の映画)
3.0
シリルが里親のサマンサに反抗的な態度をとり、育児放棄をする父や犯罪に利用するために近づく青年こそが自分を救ってくれると信じていたのは、サマンサが彼に与える無償の愛に、彼が慣れていなかったからだろう。愛とは、多少鬱陶しいもの。
謝らせてもらえないことがどれだけもやっとすることなのか、少年たちはお互いに思い知ったところでおあいこ。
微睡

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