少年と自転車の作品情報・感想・評価・動画配信

「少年と自転車」に投稿された感想・評価

DZ015

DZ015の感想・評価

3.8
良いときも悪いときも相棒。そんな「自転車」がとても印象的で象徴的。甘い言葉で近づいてくる人間は信用出来ないのは万国共通。でも誰かひとりでも本気の愛情を与えてくれる存在がいれば人は大丈夫。たとえそれが肉親でなくとも。安易なお涙頂戴に振らないラストの余韻が素晴らしい。
感覚的で確信はないが、初期の頃よりカメラを被写体から引いていると思う。撮影に対する苦手意識をこの作品にはさほど感じなかった。ただ終わり方は過去作より弱い。
ヒメ

ヒメの感想・評価

3.9
人には誰にでも
忘れられない時間というものが
あると思う。子供の頃ほどきっと
それは楽しくて、笑ってた時間。

ハートが人の半分よりもっと
少ないであろう父親に見捨てられ
それを二度も経験してしまった
主人公のシリル。悲劇とトラブルが続き
見ていて辛かったけれど..

サマンサとの出逢いが
シリルの運命を変えていく。
"今一番自分が優先しなければ
いけない事をやる"
付き合っている彼よりシリルの方が
大切。と言うシーンにそんな強い
想いが見えました。
本当に素晴らしいと思う。

あの時シリルが抱きついたのは
何か惹かれるものがあったのかな、
それはわからないけど、これから
シリルの忘れられない時間は
父との辛い出来事では無くなって
いくと思いたいです。
自転車に乗ってサマンサの所へ
向かう姿に希望が見える
素敵なラストシーンでした(ღˇᴗˇ)。o♡
のんchan

のんchanの感想・評価

3.9
少しダルデンヌ兄弟を見続けていて、息が詰まって来ました💦
次は何か明る目を選ぼう😅

この作品の発端は、ダルデンヌ兄弟が日本でのシンポジウムで耳にした『育児放棄された子供』の話から着想を得たというのだからビックリです😮

少年、それも11歳という年齢が作品での鍵になっている。子供過ぎないし、大人にはなりきれない、微妙で繊細な時期。


シリルは自分を児童養護施設に預けた父親を探して再び一緒に暮らしたかった。それしか頭にない日々。友達も作らず、悪さをしてもただただ父に会いたい一心。

そんな中、シリルを知っている美容室経営者のサマンサが週末のみの里親になってくれる事に。とても優しいしシリルを真っ当に育て上げれる経済状況も悪くなさそう。

ただ、ダルデンヌ兄弟の映し方は共通して音楽が入らない。主人公をずーーっとカメラで追い続けて、その感情をリアルに視聴者に届ける。だから私達も一緒になり胸が非常に痛む。呼吸困難💦

大人には事情がある。それを11歳の少年に解らせようと努力もせず、突き放すだけでは親の資格はない。母親は一切出て来ないので事情も想像するだけ。
【実はこの父親役は『イゴールの約束』で15歳の主演少年を演じたジェレミー・レニエなんです😲15年の月日が経つと子役から父親役に変身してしまいますね🤔】


シリルの苦しくて辛い感情が長く続くけど、最後はやっぱりダルデンヌ✨
必ず希望のある終わり方になる。
血の繋がりじゃなくても、そこには愛情がちゃんとある💗

今回4作立て続けで鑑賞。他に2作品は過去鑑賞しているので、作り方や見せ方等が一貫しているなとしっかりと伝わった。
ericakee

ericakeeの感想・評価

3.8
きっとこれからも
悲しい思いをする日が来るかもしれない

あと10年後、20年後、、
もしくはシリルが誰かの親になったとき
サマンサの大切さを本当の意味で実感するんだろうな。

そして当たり前だけど、
育てられないなら子供を産むんじゃねぇー!
Yukisounds

Yukisoundsの感想・評価

4.0
まだ幼い少年にこれ以上、人から深く傷つけられること起こらないで!と切ない気持ちで終盤まで願いながら観るけれど、最後には頼もしく見えて、清々しい気持ちになりました。

自転車を通して本当の優しさを見つけられたのかな。人は優しさに触れていないと駄目になってしまう生き物よね。
yuko

yukoの感想・評価

4.0
2020.6.27 U-NEXT

施設に預けたまま迎えに来ず、自転車も売り飛ばして行方をくらましていた父親に向かって「気にしないで」と健気に振る舞うシリル。自分は捨てられたのではないと信じたい...
偶然の出会いで里親になってくれたサマンサの、しっかりと彼を受け止めてくれる力強い愛。
なのに、また悪い方に流れていくのか...
あまりの緊張感に、観終わった時に大きな溜め息ひとつ。
tomi

tomiの感想・評価

3.8
頼れるものが人じゃなく自転車というのがタイトルそのものだけど苦しくなった。
人が彼を癒してくれる場所になってくれることを願う。
育児放棄された子供の心の中は、どんな景色なんでしょう?

想い出にチカラを借りた心の岸辺に花が咲くことはあっても、次第にその花も枯れていくのでしょうか?

シリルはただ、父親と一緒に暮らしたいだけ。
だけど、それが叶わない。

受けとめづらい現実に、子供心が乱れてしまうのは仕方のないこと。

唯一、残された…父親とのつながりの証が、大切にしている自転車。


そんなシリルに、無償の愛でもって手を差し伸べるサマンサ。

傷ついたシリルの心が、サマンサの心までをも傷つけようとする。

それでも、愛で包み込もうとするサマンサの母性に救われるシリル。


さまざまな感情を乗せて走る自転車が、本当の主人公のよう。


血のつながりよりも尊いものは、きっとある。
人は誰かとつながることで、それがほんのささやかな一筋の光だとしても…幸せの意味を見出せるのだと思います。


いつだって可笑しいほど 誰もが誰か
愛し愛されて生きるのさ
それだけがただ僕らを 悩める時にも
未来の世界へ 連れてく




…きっと、そういうこと🧡
TO

TOの感想・評価

4.0
かみつく チップスを父にも分けようとする少年 自分で言いなさい プレステ それサンドイッチちがう
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