ベートーヴェンのピアノ協奏曲第4番の第2楽章を、これほど効果的に用いた映画があることに驚く。クラシック音楽のなかで、最も美しい緩徐楽章のうちの1つ。作品の内容も、この曲の本質と響き合っていた。
ド…
身勝手な大人に翻弄されて傷つく少年。触るだけで切れちゃいそうな鋭いイメージを抱かせる程の少年。パパからは愛情を貰えないと悟った後に里親の元に自転車を走らせる。どんな気持ちだったのかを考えると切ない。…
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少年心の描き方がうますぎる。
演技と構図での見せ方のバランスにいやらしさがなくてとにかく良かった。
シリルの感情を描く為に全てが積み上がっていて無駄が一切なく、序盤のなんでもなさそうなシーンで…
ダルデンヌ兄弟のカンヌ・グランプリ受賞作。
父親に育児放棄され、児童養護施設に預けられた11歳の少年が、美容院を経営する女性と出会い、週末限定の里子となる。
「会いに来るな。」
育児放棄と少年…
少年と自転車: 2011年(白・仏・伊)87分を鑑賞
ダルデンヌ兄弟監督
父親に捨てられた少年が里親と父親に会いに行く話
主人公がアレ過ぎて見てるとイライラする
最後の1分がなければ胸糞悪すぎる映…
施設に住む少年のシリルは父に会うため何としても抜け出そうとしていた。
そのためわがままをし手が付けられない子供に。
そこへ盗まれた自転車が戻ってきて、シリルは父の行方を求め自転車で街を駆ける。
カ…
兄弟監督の4作目の鑑賞映画。
これぐらいからが代表作の1つなのかな?
90分もないけど濃密ですね。
体のダメージはそんなにないのに精神面が痛々しい。
自転車は彼の唯一の精神的にも武装みたいなとこ…
のっけから酷く、過酷である。
コレは大変なことになる・・・
金の髪の少年。電話をしている。
ダルデンヌは凄い。人の日常に、その主人公の今に、観ている者を急に叩き込む。
だからトップカットは、カッ…
リアルなヒリヒリ感
淡々とした説明も少ないストーリー
うむ、良いと思う
けれども
あぁ、、、うむ、、、、
そうかぁ、、、、、、、
ダルデンヌ兄弟作品の中では、この映画はソフトな方なんだと思うが…