のせ

おくりびとののせのレビュー・感想・評価

おくりびと(2008年製作の映画)
5.0
長さを感じさせない上質な映画

生と死の対比がある意味で分かりやすすぎて、もっと観客に考えさせてほしかった気もしたけど、あえてのくっきりな気もする

音楽もかなり良くて、カメラワークといった映像も美しい

おいおい、そこで赤ちゃんを出汁にすんのかよ、って思ったところはやっぱりうまくいかなくて

世間の人の納棺師に対する反応は過剰に見えたけど、我々は前半で死に対する尊いお仕事であることを見せられたから理解があるけど、実際どこかで蔑まれるような職業と思っている節はあるのかもしれない

ただやはり着物を着せる所作とか化粧をする所作はひとつひとつ美しくて、これが中途半端な仕事という人は何も見えてないと言わざるを得ない

もっくん、チェロ弾いてたのめちゃくちゃすごい

山崎努はめちゃしぶい、かっこいい

飯シーン好き
のせ

のせ