青山

怪物の花嫁の青山のレビュー・感想・評価

怪物の花嫁(1955年製作の映画)
3.0

ティム・バートン監督『エド・ウッド』で感動的に使われていた、エド・ウッド監督、ベラ・ルゴシ主演のモンスターSF(?)です。


これ、普通に見たら別にそう面白くもなかったと思うんですけど、『エド・ウッド』を観てからだとメタ的にというか、撮影風景を思い出してめちゃくちゃ感動しちゃいました。

ベラ・ルゴシがね、良いんすよ。
マッドサイエンティストとして故郷を追放され、一人で世の中への復讐を企む主人公の役なんですが、これが忘れ去られた元怪奇スターであるルゴシの姿に重なって見える(バートンさんのせいで)ので泣けますよ。
彼がタコと遊んでる場面も、製作の裏側を知ってると感慨深いものがあります......。

そもそも誰が怪物なのかとか、なんで花嫁なのかとか、全然よく分かんなかったけど、短くてちゃんとストーリーもあったので楽しく観れました。
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