剣々

極道兵器の剣々のレビュー・感想・評価

極道兵器(2010年製作の映画)
3.5
This is Japanese KEJIMEじゃー!!

傭兵として活動する岩鬼将造に岩鬼組組長にして実の父権造の訃報が届く
帰国し父を嵌めた倉脇を追い詰めるも反撃に遭い片腕と片足を失う将造…
しかし日本政府の秘密組織により腕にバルカン砲、脚にロケットランチャーを持つ極道兵器として蘇ったのだ!
デス・ドロップ・マフィアの尖兵となった倉脇との決戦が始まった!!

石川賢の漫画を原作とし、スシタイフーンが世に送り出した極道映画!
トンデモ描写だらけのSF極道です
そして監督&主演を務めるのは坂口拓!!
はい!もうカッコ良すぎる!
若かりし頃のルックスもアクションも最高ですね
時に素早く連続で、次は長回しで披露したかと思いきやはたまたシルエットだけと色々魅せてくれますねー

主人公将造はまさに無茶を通せば道理が引っ込む感じで、広島弁でがなりたてる喋り方も迫力満点
さらには坂口拓のアクションが加わり最高にクールなキャラクターです
それに対抗する倉脇も良い感じに小悪党だし、変態チックな一面も鶴見辰吾が見事に好演!
忘れちゃいけないのが倉脇に利用され将造に立ちはだかる兄弟分の鉄男
彼の武器、殺された妹を改造した全裸女体の人間兵器は一種の感動すら覚えるギミックです(あんまり気持ちの良いものではないですけどね)
熱くも悲しき決戦は必見!!(かも)

コミカルな一面含めてまさに漫画な描写のオンパレードで楽しめます
エンドロールの原作コミック絵も良いですね!
ちょっと読んでみたくなりましたよ

ほんと頭から終わりまでずっとハイテンションで駆け抜ける作品でした!



【雑記】
マシンガールと似たようなギミックを持つ主人公の作品を鑑賞
こちらの方がバイオレンス描写は大人しいもののアクションがバリかっこいい
バルカン砲で敵を跡形もなく粉砕しますが、跡形もないから逆にゴア表現もなくなるんですよ笑
テンションが迷子になってきたので、次はもう少し大人しめな作品観ようかな??
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