あおいことり

捜査官Xのあおいことりのネタバレレビュー・内容・結末

捜査官X(2011年製作の映画)
4.5

このレビューはネタバレを含みます

持ち点0.5±
★監督 0.5
★演者 0.5
★演技 0.5
★音楽 0.25
★脚本 0.5
★感情 0.25
★美術 0.5
★評価 0.5
★特筆 0.5

D・イェンと金城武が主演のミステリー・アクション。アクション監督をも務めたイェンが見せる凄まじいカンフーと、ハイスピードカメラを駆使した華麗な映像。金城の演じた捜査官が不可解な殺人事件の謎に迫るシーンが見どころ。

《感想》
山奥の自然と素朴な暮らしぶり。静けさを感じる背景が良いなと思っていると激しい描写の連続…冒頭事件の謎解き、それに付随するアクションに惹きつけられた。謎解きの映像は海外ドラマのデクスターを彷彿させる手法だけれど、激しいアクションが加わる事で新鮮さがあった様に思う。捜査官シュウがリウの過去を探りあてようと深みにはまる度(結果が見えてるので)リウの事は放っておいて〜と思いながら観ました。ベタな展開で物語は進行しますが、教主の妻とリウの戦いも迫力がありました。教主との戦いではシュウも力の限りを尽くしてリウ家をサポート。
失ったものが多いので責任を果たしたとは思えませんが、戦いをリウ任せにしないところが良かったです。

何よりD・イェンが最高。

リウ家次男坊も可愛い。

《あらすじ》
山奥の小さな村で、2人の強盗犯が死亡する事件が発生。凶悪な犯人と戦ったのは紙すき職人のリウで、村人たちは彼の正当防衛を賞賛する。だが、事件を調べにやって来た捜査官シュウは、持ち前の博識と直感を駆使して次々と矛盾点を指摘。正当防衛ではなく意図的な殺人と推理した彼は、やがてリウの恐るべき過去を知る。

《メモ》
金城武が喋っているのは中国四川省の方言である四川語で、二枚目人気俳優の口から出る意外ななまりが中華圏公開時に大きな話題を呼んだ。

ジンシーと教主の妻が駆け抜ける屋根の撮影にはワイヤーや安全装置は一切使用されていない。教主の妻は、過去に女性クンフースターとして一世を風靡したクララ・ウェイ(ベティ・ウェイ)

ドニー・イェンを補佐するスタントコーディネーターに谷垣健治とイム・ワー
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