杏

震える舌の杏のネタバレレビュー・内容・結末

震える舌(1980年製作の映画)
5.0

このレビューはネタバレを含みます

小学生の頃一度観てトラウマレベルの怖さで数日1人で寝られなかった思い出が、、、

アマゾンで配信されていたので再鑑賞。

破傷風にかかった子供(昌子)と両親の闘病を描いた映画なんだけど、今観てもとにかく怖い!

破傷風は光や音の刺激により発作を起こす為、個室に暗幕カーテンを引き治療をする。
が、小児科病棟で入院している子どもの乱入、配膳食器を落とす音、疲れ果てた父親がうとうと眠ってしまった際に窓からの風によりカーテンが開いた光等で容赦なく発作を起こす。
その姿はエクソシストも真っ青なぐらい

両親(渡瀬恒彦、十朱幸代)も次第に追い込まれおかしくなっていく

そりゃ自分の子供が気道確保の為歯を折られたり、酸素テントに入れられたり挙げ句の果て心臓マッサージなんかされたらおかしくなるよ

昌子を演じた子役が素晴らしい!


震える舌を観て気づいたが、野村芳太郎が監督だったのね。
鬼畜、砂の器、八つ墓村、八甲田山、、、
子供のころ観て怖くて怖くて眠れなかった映画だし大人になってから観ても重厚な感想を抱く映画ばかりだ
杏