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スターマン/愛・宇宙はるかにのKentaのレビュー・感想・評価

3.5
ジョン・カーペンター監督作品。
地球にやってきた宇宙人と地球人の恋愛を描く。地球にやってきた宇宙人は、ひとりの女性と3日間を共にすることで、愛というものを覚える。
スターマン役のジェフ・ブリッジスの演技は必見。

旦那をなくし、夜な夜な酒を飲んで思い出に浸っているジェニー。彼女は、夜も更けてきて、ベッドで寝ていた。
しかし、その間に近くに何かが落下した。そして、そこから降りてきた光の状態の宇宙人は、ジェニーの家のアルバムにあった旦那スコットの髪の毛から、DNAを使ってそっくりそのままの姿になる。姿形はまんまなものの、本体は宇宙人のため、言語も拙く、常識もない。
そして、宇宙人に怯えつつ、彼の言う目的地を目指すジェニーだったが、3日後にそこに到着しなないと死んでしまうという事実を知る…。

SFとラブロマンスのミックス作品。
映画館で観るきっかけがあったため、映画館で鑑賞。宇宙人自体が、人間の姿をしているため、実質ラブロマンスの方が強いと思う。内容も分かりやすいもので、感動できる作品になっていた。

宇宙人と人間の恋愛って新鮮。
このような類の作品は、正直あまり思い出せない。そのため、古い作品ながらも新鮮な思いをした。最初のジェニーの反応は当然で。だけど、宇宙人の生命に対する考え方とかを知っていくことで、段々と打ち解けていくというのもとてもいい。

鑑賞後は、これは良作だと感じたものの、これといって記憶に残るシーンがあったわけでもないのは事実。ただ、ジェフ・ブリッジスの宇宙人の演技は忘れられない。挙動や話し方、諸々の行動だとか全てが人間を知らない何かのそれだった。
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