『グリーン・ホーネット』についてはブルース・リーが出演していたらしい、ということくらいしか知らないまま鑑賞。ブリットとカトーのブロマンスが最高に面白い！映画冒頭から明らかにお子ちゃまなブリットと、常に冷静そうで実は子どもっぽい部分もあるカトーのやり取りがおかしかった！！こういう感情や拳をぶつけ合う関係性って男性特有のものかなと思う。現実としてこういう男同士の友情が存在するのか私には分からないが、ちょっと羨ましい(笑)。チュドノフスキーの戯画化された悪役もこの作品の世界観に合っていたし、クリストフ・ヴァルツもとても巧みに演じていた。
ただアクション・シーンの演出がガイ・リッチー監督の『シャーロック・ホームズ』のようで、個人的に好みではなかった。加えてストーリーがあまりにもご都合主義的なところも気になった。
しかし痛快な作品なので、特に家族で観るにはお薦め♪
