自分では読まずに僕の読み聞かせが好きだという
知らない方が楽しいから、と地図を見ない
レストランでは僕と同じものを注文した
幸せだった思い出の中に、ある事実を見つけてしまったマイケルが、その事実を公にせず、ただ判決を言い渡されるハンナを見て涙を流す
でもこの瞬間にも確かに愛はあったし、同時にそれじゃ解決できない問題もあった
ハンナは自分のことをあまり語らないし、どんな風に生きてたのか全然描かれなかったことに気づく マイケルと出会うまでどんな人生を歩んできたんだろう
マイケルが電車の2両目に乗ったことを、私といるところを見られるのが嫌だったんでしょと怒っていたが、自分に自信が持てない人だったのかもしれない
2人の日々はとても甘く美しく、刹那的で、その分後半との温度差につらくなる
テープを送り続けたマイケルは罪滅ぼしをしているようにも、幸せだった日々を回顧しているようでもあった
覚えたてであろうハンナの文字はすごく心にくるものがあった
戦争がこういった形で関係する映画を見るのは初めてだった…