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「愛を読むひと」に投稿された感想・評価

arn

arnの感想・評価

4.0
ハンナの生き様が苦しすぎたけど
最後娘にハンナの事を話すマイケルに救われた
青年の初恋物語かと思いきや、ナチスドイツの収容所の話へと展開。
文盲を隠して生きてきた女性の秘密を守るという選択は果たして正しかったのか…
ドイツ語ではなく英語だったことに終始違和感は拭えなかったもののラストまで重い空気が流れ、時代を物語っていた。
アレル

アレルの感想・評価

4.0

このレビューはネタバレを含みます

二人の出会いは最悪な感じでしたね😁

まずはハンナの優しさが無かったら
発生しなかったこの出会い、
ある意味ハンナの最大の罪でもあろう、
この出合いにより、
マイケルはひと夏で子供から大人へ駆け上がり、
ひと夏で恋から一生忘れる事の出来ない
愛までを経験してしまいました。

別れなければいけなくなった際の、
ハンナの苦しみながら
わざとキレて突き放すハンナ、
切なかったです😢

節々で字が読めないであろう
素振りを見せられていながら、
マイケルは法廷でその事実に初めて気付き、
そこからマイケルでないと気付けない
ハンナのプライドを守る為に、
真実を伝えられないと言うのが…
切なかったです😢

そして、マイケルがテープを送り出して、
それを本気で楽しみに待って、
もう良い年齢なのにも関わらず
なんと独学のみで文を書くまでに
到ってしまうハンナの意地らしさ…
切なかったです😢

この恋愛の為に他の恋愛が上手く行かず、
実の娘にも「本当の自分は見せられない」と
告白してしまうお父さんのマイケル…
切なかったです😢

年齢差からなのか、
元々のプライドの高さ
(自分は後者の気がします)
からなのか、
付き合った時に識字の教えを請いていれば、
全く違う話になっていたかも、と思うと、
本当に切なかったです😢

恐らく文盲である事を知りながら、
ハンナを陥れた他の看守のオバさん達が
憎らしいったらありゃしない!😡

お互いの行動がほんの少しでもズレていれば
違った結末になったのでは無いかと思う、
切なさ満載の作品でした😭

NetflixではR12指定でしたが、
18でも良かったような😅
umajlg816

umajlg816の感想・評価

2.4
前半はポルノ映画かと思うぐらいの感じだったが、後半からめちゃくちゃ重い話になってその温度差で風邪ひきそうだった。
ここ最近観た映画の中ではベスト。

これは、
主人公の男とハンナの恋模様でも、
アウシュビッツの悲劇談でも、
“法”と”社会”にまつわる話でもなく、

ハンナの”アイデンティティ”と”秘密”を巡る話だと感じた。西部邁の解説にも納得。

主人公の男に終始イライラしたので、スコアは若干低め。
1013

1013の感想・評価

-
冒頭から「ホェ?」と入り込めず諦めてしまった
年下の青年ねぇ
たかぎ

たかぎの感想・評価

4.2
ある女性と少年が出会い、愛し合い、そして秘密を知る。
「知識をつける」とはどういうことか

メインビジュアルの"完全無修正版"ってAVかよって思う
ドイツの話なのに英語なのは若干気になった。
マイケルの想いも、ハンナの想いも、すごく良く描かれていたと思う。ハンナ役の女優さん、目で全てを語るような演技が上手で終始ドキドキした。
読み書きを学ぶことで、自分がどうすべきか理性的に考えたのかな、と少し悲しくなった。
mew82

mew82の感想・評価

3.4
シンプルなラブストーリーだと思ってもう何年も気になっていた映画やっと観られました。
may

mayの感想・評価

4.5
周りの皆が当たり前に出来る事を、自分だけ出来ないとしたら...。私も恥ずかしくて言えないかも知れない。一度「分からない」と言ってしまえば楽になるだろう。しかし今作はそれを一生言えなかった人の辛い人生だった。

彼女ハンナは非識字者であった。随分多くの不便があっただろう。字を見せられるたびにドキドキしていただろう。

今作は1995年に出版されたベルハルト・シュリンクの小説「朗読者」を映像化し
た作品である。

誰といつ出逢いどんな気持ちの交流を持ったか、いかにその後のそれぞれの人生に影響を及ぼすのかをしっかりと見せられた想いだった。




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ネタバレあります。
15歳の少年マイケルは病気の時に親切にしてもらった21歳年上のハンナと知り合い、それから毎日の様に彼女のアパートに通いやがて男女の関係になっていく。若い彼は夢中だった。36歳のハンナは魅力的で美しかった。

偶然ハンナに文章を読んだ事から、会う度にハンナに本を朗読してあげる事になる。「オデッセア」「犬を連れた奥さん」その他色々。ハンナは夢中で話しに聞き入り、本の中の世界に心を踊らせ、又涙する。その後2人は重なって愛し合う。
15歳のマイケルには刺激的でこれ以上の幸せはなかっただろう。

が、ある日いつもの様に訪れるとアパートは空っぽ。ハンナは姿を消していた。

数年後法学部の学生になっていたマイケルは、ナチス戦犯の裁判を傍聴する。その被告の1人がハンナだった。
被告人席、非識字者である事を隠し続けるハンナは全ての罪を被り終身刑を言い渡される。彼女の無知が彼女を貶めた。

マイケルは過去の色々な事から彼女が字が書けない、読めない人であると気づくが、ハンナがそれ程恥ずかしいと思っている事を思うとそれを言う事が出来なかった。
彼はずっと罪の意識に苛まれていただろう。

マイケルは刑務所にいるハンナにかつて朗読した数冊の本をテープに入れ、レコーダーと一緒に送り始める。何巻も何巻も。
20年が経ちハンナの仮出所が認められ、マイケルは彼女の出所に当たり唯一連絡を取っている者として、見元引き受け人を頼まれる。

裁判の判決の日から20年。マイケルは面会にハンナを刑務所に訪れる。長い収監生活の中でハンナは面影はあるが随分老いていた。「過去の事を思い出す?」「私達の事?」首を振るマイケル。「どう感じようと、どう考えようと死者は生き返らない」
この言葉は重かった。
彼女の働く場所、住まい、全て整えてマイケルは来週迎えに来る。と言って立ち去る。

が、その当日彼女は自ら命を断つ。
こうして彼女との長い繋がりは終わった。

ハンナの気持ちはどんな風だったかと思う。彼が送ってくれるテープと本から少しづつ字を覚え本も読んだのだろうか。マイケルに手紙を書けるまでにはなっていた。
彼女が何故字が読めないのか、分からなかったが裕福でない環境で1人精一杯生きてきたのだろうか。さぞしんどい事も沢山あっただろう。

字が読めない世界を想像してみた。

そして罪の意識でずっと生きてきたマイケルは娘に初めて彼女の事を話そうとする。

これで良かったのかも知れない。とても深い、でも決して後味の悪くない作品だった。

ケイト・ウィンスレッドがアメリカと英国のアカデミー主演女優賞を獲った。素晴らしい心に染みる演技だった。
あの夏、ひと夏の彼女との出会いはマイケルの人生を大きく変えたに違いない。
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