2020/09/19
監督 ジョン・エリック・ドゥードル
クリス・メッシーナ
ローガン・マーシャル=グリーン
【シャマラン版"そして誰もいなくなった"】
停止したエレベーターの中に閉じ込められた、見知らぬ5人の男女が、明かりが消える度に1人、また1人と殺害されていく不条理な事件を描くサスペンススリラー。
今回は製作と原案に回ったシャマランですが、随所に彼らしい伏線がはられ、ラストの衝撃的などんでん返しは流石といったところでした。
どこか、個人的傑作スリラー「アイデンティティ」を彷彿とさせる感じではあったが、エレベーター内の人々だけでなく外部の人間達の描写も良く出来ていて、80分という短い時間も相まって飽きずに見れた印象。
エレベーターに乗るとたまに思い出す、作品自体の評判はどうだったのか分からないが、個人的にはこれくらいの短さのスリラーが好みで、予想外に満足できた一本でした。
これだからシャマラン作品は侮れません。
鑑賞日 2011年9月3日 劇場にて