退屈でつまらない人生を歩んできたジョエルは、気まぐれで衝動的な自分と正反対の女性・クレメンタインと出会ったーーーーー。
こんなにあらすじが書きにくい映画ありますか。1から3まで書いても大方オチが分かってしまうし、かと言って1だけでも分かりづらいし…ああもう!って途中で投げ出したくなるくらいには、レビューが難しい作品でした。
ラブストーリーでありながら、ファンタジックであり、恋人の記憶がどんどん薄れていく切ない物語なのに、シリアス過ぎず良い具合にコメディっぽさもあって、凄くバランスが取れていたと思います。
人の記憶ってそう簡単に消せるものではないみたいです。
忘れたー、と思っても体が覚えていたり、本能的に反応してしまったり…。
とってもロマンチックな展開で、好きです。
特に、ケイト・ウィンスレットのカラフルな髪型が功を奏して、画が暗くなりすぎずポップで気兼ねせずに見れました。