せきぐちひろみ

ウォール・ストリートのせきぐちひろみのレビュー・感想・評価

ウォール・ストリート(2010年製作の映画)
3.3
●キャスティングについて●

ぶっちゃけシャイアは合ってない気がする。
彼はスーツ姿のバリバリのビジネスマンって顔じゃないです・・・
ヘイデン・クリステンセンやギャスパー・ウリエルのような美しくて危うい雰囲気のある男優のが合ってると思うんですよ。
ジュード・ロウもあり。
年齢としては30代のがリアリティあったんじゃないかなぁと。
途中から脳内でシャイアではなくヘイデンに変換されていました。。。
でも、シャイアは好きなんですよ。
シャイア目当てで観たいと思ったんですから!

あと、キャリーも。
ゴードンの娘がああいう格好になるとは想像できないなぁ。
もうちょっと色気のある人がよかったです。

CSI:NYでエイデン・バーン役だったヴァネッサ・フェルリトが≪ジェイク・ムーア≫の同僚役で出てた。
ヴァネッサは映画志向が強かったからCSI:NYを降りたっていう話。
私はリンジー・モンローよりエイデン・バーンのが好きだったよ(´;ω;`)
彼女の眼は色気あるねー・・・ウィリー役のが合ってたよw
キャリーが同僚のがよかったんじゃない?w


●ストーリーについて●

とんとんストーリーが進んで、2時間なのに、異様に長く感じました。
途中であくびが・・・
いつ、どう終わるのか不安だったし。

ラストは山場のはずなのに、あっという間にネタバレ。
ちょっと物足りない・・・

≪パド・フォックス≫の出方は他になかったのかな?
何だか違和感。。。
んでもって、主役(だと思う。だって、パッケージでフロントにいるから)の≪パド・フォックス≫がプチゴードンに見えたのは私だけでしょうか?
会社を売って儲けてチャリティーって・・・

私は評論家じゃないので、大それたこと言えないんですけど、ウォール街では悪役だった≪ゴードン・ゲッコー≫がいい人に描かれているのは非常に違和感があります。
今回のウォール・ストリートはウォール街の続編ではなく、悪役だった≪ゴードン・ゲッコー≫に焦点を当てたスピンオフだと思いました。
だったら、最後まで≪ゴードン・ゲッコー≫らしくあってほしかった。
そうすると、ああいうエンディングにはならない訳で、ハッピーではないけど、≪ゴードン・ゲッコー≫らしいエンディングになったのではないかと。


ウォール・ストリートを観る2週間前にウォール街を観たので、こんな思いが生まれました。

ウォール街はもう一回観たいけど、ウォール・ストリートはもうお腹いっぱいだ~・・・