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凸凹猛獣狩のyasu555overseasのレビュー・感想・評価

凸凹猛獣狩(1949年製作の映画)
3.0
初めてアボット&コステロの作品をアマゾン・プライムで見ました。

百貨店に勤める凸凹コンビ・バズ役のアボットとスタンリー役のコステロのアフリカ探検をドタバタな滑稽過ぎる有り様を描いたコメディー映画。

ホラ吹きのバスがスタンリーはプロの大物ハンターやと、女性・ダイアナにホラを吹いてスタンリーはプロの猛獣狩な奴やと信じ込まれてしまう筋の流れがあんまりおもろく無く、そんなに笑えませんでした。

ダイアナと子分達に臆病ではないって自信を見せつける為に嘘と欺瞞満ちたスタンリーが自慢気に見せた行動で獰猛なライオンが檻にに入った後、ライオンなんか怖くないから檻の鍵を閉めて檻の鍵や錠の鎖も放り投げて椅子に座って堂々としたスタンリーの演技がおもろく無く、獰猛なライオンが噛みそうな動きや引っ掻く爪の動きで当たりそうな演技が簡単に出来るとは思えず、一歩間違えれば噛み殺されたのは間違いないやろうなって思いました。絆が出来てないスタンリーとライオンがあんな滑稽な笑いの演技が出来るのは不可能に等しいしか思えない。
それでも実際に経験があった2人の動物コレクターのフランク・バック(作家、映画監督、俳優、プロデューサーでもあった)や動物園の所有者でもあり、動物調教者なクライド・ビーティーが実名で出演してたのは凄かった。
グライドがライオンを調教したシーンは凄かったが、スタンリーがライオンとの滑稽な笑いの演技には無理があった。

猩々な類人猿・オラウータンの動きもリアルな動きを感じられず、人が着て人間らしい演技をしてたようにしか見えなかった。

2度と見る価値の無い作品。
アボット&コステロの作品ならもっと良い作品を見たい。