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デッドマン・ウォーキングのあのレビュー・感想・評価

デッドマン・ウォーキング(1995年製作の映画)
3.7
カトリック教会ならびに死刑反対派のプロパガンダ映画か?

死刑の是非はともかく、主人公が救世主気取りのバカ女にしか見えない。
現実でも凶悪犯等と結婚したりする支援者の例があるが、救えるのは自分しかいないという思い上がりがそうさせるのか。

死刑囚が死刑直前に命の重さに気づこうが、それは被害者の命の重さを感じたのではなく、自分の命の重さを感じたに過ぎない。
天秤に自分の命がかかってから悔いても、懺悔には到底当たらない。

聖職者として本当に平等に祈るのなら、被害者側にももっと寄り添わないといけないだろう。かの宗教が、恣意的な祈りしかしないのでは無いかと個人的に不信感を持っている。

スコアは映画作品としての評価
あ