このレビューはネタバレを含みます
死刑制度について考えさせられる映画。
やった事は許される訳では無いけれど。それでも死刑制度の是非は。すごく難しい問題。簡単には答えが出ない。
被害者側の家族も加害者側の家族もどちらの気持ちも分か…
極刑で死にゆく男の健康を最後まで憂い、タバコをやめる事を進言するシスター。
刑場に向かうときに「俺のブーツを履いていかせろ」と頑なに抗う男。
お気に入りの彼のブーツは尊厳というメタファー。
主人…
死刑囚にも救いはあるのか。
なんとも答えの出ない非常に良くできた映画でした。加害者と被害者どちらの気持ちも良くわかる...一度踏み外した人間はもう元には戻れないのか。死刑という計画された殺人は許さ…
殺人罪で死刑が確定し服役中の男(ショーン・ペン)はある尼僧(スーザン・サランドン)に会いたい旨の手紙を送ったことにより、死刑執行のその時まで刑務所内での二人の交流がはじまる。
死刑制度の是非をめ…
2023/11/01
監督 ティム・ロビンス
ショーン・ペン
スーザン・サランドン
"彼に勇気を、我々に勇気を"
凶悪犯罪を犯した死刑囚の男と、彼のカウンセリングをするうちに死刑を回避しようと奔…
テルマ&ルイーズで一目惚れしたスーザン・サランドンさんが出演しててしかも共演はショーン・ペンで、またまた更にティム・ロビンスが監督なんてなんでこんな映画観てなかったんだ…となりながら鑑賞しました。
…
執行までの死刑囚の心の動きを追うだけではなく、被害者遺族の心情や刑務官らの心的負担についても描かれており、重厚な人間ドラマでありながら「死刑」を俯瞰で見つめているようにも感じられる。そういう意味では…
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死刑について、自分の中で賛成とも反対とも答えは出せてないけど、こういうの見ると、どうしても、被害者が死ぬ時には誰か傍にいてくれたのか、祈ってくれたのかって考えてしまう。被害者は突然理不尽に殺されるの…
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修道女と死刑囚の交流を描く、俳優ティム・ロビンス監督作。
この修道女は実在してて、この人の手記が原作となっているということで、死刑囚と触れ合っていく過程がめちゃくちゃ真に迫っていて、目が離せなかった…