サミィ

新選組のサミィのレビュー・感想・評価

新選組(1969年製作の映画)
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世界のミフネだっつーんで視聴…

うーん、とんでもない!笑
ミフネがバケモノ。それ以外頭に全く入ってこない。ストーリーも演技もセットも(雪の降るシーンと大文字焼きのシーンは良かった)何もかも。
“アレはミフネなんだ!”と贔屓せず見てもやはりケタが違う…彼には我々とは違う世界が見えている。一体何が見えているというのか…
刀を持ってからの立ち振る舞い、ただ立ってるだけでおかしくて、刀の構え方、振り方、歩き方、収め方、それに馬の乗りこなし方。全てが異常。武神かよ!って感じ。ああいう人間になるには、一体どうしたら…

映画的にグッと来たのは、銃が出始めたあたりからかな?これからの戦は刀では駄目だ って。ビックリしたやろなぁ本当に。今までやってきた事が全く通用しなくなるって、死ぬほど悔しいやろなぁ…
まぁ銃器が現れ初めて戦は面白くなくなるよね。戦争しかり。強かろうが弱かろうが関係ないもん。

それにしてもなんつー終わり方するねんこの映画。笑 唐突な『終』の字。終!じゃないよ笑
サミィ

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