プライア

風が強く吹いているのプライアのネタバレレビュー・内容・結末

風が強く吹いている(2009年製作の映画)
3.0

このレビューはネタバレを含みます

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弱小どころか部員10人で2人以外は未経験で幽霊部員という大学陸上部。
突然リーダー的な奴が箱根駅伝を目指すとか言い出す。

そして色々なエピソードをこなしつつ予選通過。
さらに本戦でも2日目繰上げスタートになりながらもシード権獲得。
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去年から個人的に走り始めてるんで楽しみにしていた作品。
まあ感動的で悪くはないのやが、あまりにもシュール過ぎる点が多々。

まず上記のようなメンバーでたった1年で予選通過するのはあり得ない。
それに最後、アンカーのキャプテンがレース中に膝を壊してしまい、
足をひきずりながらゴール、シード権獲得。ええええええええ?
繰上げスタートしたチームがやで?????

初日4走の時点で10位くらいにつけてたのに、5走が風邪で不調。
繰り上げスタートにまでなったんやから、5走だけで20分くらいは遅れとる。
さらにアンカーが膝を壊して遅れ、その結果シード権獲得って事は、
5走と10走がマトモな奴やったら完全に優勝しとるよね?(場)

2時間で箱根入賞までを描くからどうしてもこうなる。
予選通過までを描いた方が内容に厚みが増して良かったのでは?

あと予選会でのマネージャーの言葉がアホ過ぎ。
「この人達、自分がゴールしたらそれで終わりじゃないんだ」
そりゃ10人のタイムの合計で予選順位が決まるんやから、当たり前やん?
全ての予選会選手が同じように考えてるに決まってるんやけど。
お前はもうちょっとルールを勉強しなさい(場)
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