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冬の華のbigrig7000のレビュー・感想・評価

冬の華(1978年製作の映画)
3.4
任侠映画なのに、芸術志向が強いちょっと変わった映画。東映の任侠映画なのにギラギラ感は全くなく、ひたすら物悲しい哀愁が漂う映画だ。ひたすらオジサマに会いたいと願っている、池上季実子が辛く切ない。男の辛さ、義理と人情のせめぎ合いで、結局ヤクザ世界から抜けられなかった高倉健。やはり高倉健はカッコいい。小林亜星の「東映映画の見過ぎだ!」というセリフに思わず笑ってしまった。
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