movie

ハリー・ポッターとアズカバンの囚人のmovieのレビュー・感想・評価

4.5
ハリーの力が益々強くなっていくので嬉しいし、胸が躍る。同時に恐怖も徐々に迫ってくる。
第3話からシリアスな展開になるストーリーなのかと思っていたけど、第1、2作目を担当したクリス・コロンバス監督が第3話では降板してアルフォンソ・キュアロン監督が担当したことを知りました。ストーリー全体がシリアスな展開になったのは監督が変わったことも大きいのかな。(なお、アルフォンソ・キュアロン監督はこの第3話のみを担当したそう。)
個人的には初回のクリス・コロンバス監督の描く世界観の方が好きなのですが、人気が出たことによる降板だったのですね。納得!

この第3弾あたりから映画を観るだけではつかめない謎や真相が多く点在していく気がする。
今回のポイントはシリウス・ブラックは犯人ではなく濡れ衣を着せられていた。真犯人はスキャバーズに変身してハリーやロン達と一緒に行動していたピーター・ペティグリュー。

ただ、ひとつ疑問に思ったのは、
リーマス・ルーピン先生は結局何者?ただの(先生でもある)狼男?彼はヴォルデモートの手下だったのか?ということ。
ですが、リーマス・ルーピン先生はただの人狼で、人狼が教師を務めることに対する親からの批判が届く前に学校を辞めたそうです。

以降、ホームページより。
“半純血の魔法使いですが、少年時代に人狼に噛まれたため、人狼になってしまいました。満月の日になると一切の記憶が無くなり、自我を忘れ凶暴化してしまうため、スネイプが調合した薬を使って人狼化を防いでいます。”
“本作では、ボカードの授業でハリーを庇った際に、ボカードに”満月”に化けられてしまい、一瞬ヒヤリとするシーンがあります。また、「叫びの屋敷」の日に人狼化してしまいましたが、ハリーから没収した「忍びの地図」にペティグリューの文字を見つけ、焦って追いかけるあまり薬を飲み忘れてしまったからです。”

だそうです!悪者ではなかった…!よかった。

あと、第3話の結末として、結果的に
・シリウスの無実を証明できなかった
・真犯人であるペティグリューは逃走した
ということが分かった。(だからヒッポグリフで最後逃げたのね。)

この2点も以降のストーリーで関わっていくのかな。それでもシリウスとヒッポグリフを救うことができて本当に良かった!

最後に、シリウスがハリーに世界最速のほうきを送ってくれた締め括りもとても良かった。今後の展開も楽しみ。(これで5回くらいは観てるけど笑)
movie

movie