さくらえび

黒猫・白猫のさくらえびのレビュー・感想・評価

黒猫・白猫(1998年製作の映画)
4.7
アンダーグラウンドに続きクストリッツァ監督2本目。2本目にして彼らしさを語りたくなるくらいに、はっきりとした特色のある監督。
賑やかな音楽と無軌道なストーリーは、まさにクストリッツァらしさと言っていいと思う。

序盤は少し退屈したが、直ぐに楽しくなる。最終的にはこの上なく多幸感に包まれて、どうしようもなく恋したくなった。
クストリッツァ流の極上ロマンティック・コメディ。

カサブランカとこの映画のラストシーンは何度でも見る価値がありますね。いや、ラストシーンだけじゃなく全編何度でも見たい。