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金田一耕助の冒険のmgcのレビュー・感想・評価

金田一耕助の冒険(1979年製作の映画)
3.5
日本初の「パロディ映画」にして、角川映画批評、金田一作品批評を盛り込んだ怪作。

自ら「瞳の中の訪問者」をくさしたり、
「ハウス」ならぬ「ホース」の監督として自身も出演したり、
山口百恵そっくりの石膏像が出てきてクルクルと動かし振り向けば愛...など、監督作のパロディもあり。

あまりの荒唐無稽っぷりに、田中邦衛が呆れ返って「ついていけねぇよ」とボヤくところをそのまま使ったり。

でも今作での大林角川の出会いがきっかけでレジェンド作品、時をかける少女が爆誕するのだから侮れない。
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