このレビューはネタバレを含みます
劇中歌はどれも素晴らしく、この映画で銀幕デビューだけではなくアカデミー賞助演女優賞をも受賞したジェニファー・ハドソンの演技は確かに光っていた。ストーリーも良く、初見の時はラストで涙したほど。
ただ改めて見ると、そのジェニファーの役がちょっと性格に難があって、いくら思うようにいかないとはいえ子供のように反抗して元彼に熱唱しながら``私を愛して``と言っても何だかなぁ…といった印象。
で、その人物が最後ハッピーエンドを迎えるが、確かに感動するがもう少し``弱者感``を出した人物なら、2度見ても泣いたに違いない。色々惜しい佳作。