GODZILLASAURUS

タンポポのGODZILLASAURUSのレビュー・感想・評価

タンポポ(1985年製作の映画)
4.5
「食べること、人生の走馬灯」

物語のメイン以外に食べ物が絡むサイドストーリーが蛇足的にあるが、それらを合わせて、人間生まれてから死ぬまで食べることから逃れられず、それが人生の物語を形作っていることを思い知らされた。
人生を幸せに生きるためには、楽しく美味しく食べなきゃな。

全編コメディタッチで楽しい映画だけど、所々に伊丹十三監督のエロスが取り入れられている。これが変態と言わざるを得ないw
生卵の黄身の口移しからの最後は女性の口で黄身が割れて垂れ出る。
海女の少女の手から生牡蠣を食らう。
表現がエロティシズムに満ちすぎて衝撃!

とにかくいろいろな食べ物が出てくるのでお腹が空く。ラーメンを食べたくなる。夜の鑑賞はご注意を! 星4.5
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