nanako

ニューオーリンズ・トライアルのnanakoのネタバレレビュー・内容・結末

4.0

このレビューはネタバレを含みます

久しぶりに凄くおもしろかったです!
ジョン・キューザック、ダスティン・ホフマン、レイチェル・ワイズが出ています。

銃乱射事件の被害者が武器製造会社を訴えた裁判。良い弁護士と、悪い陪審コンサルタントが法廷で戦います。
この悪い陪審コンサルタントが実に卑怯なやりくちで、陪審員を調べ上げ、弱みを握り、票を勝ち取ろうと科学的・暴力的に裏から操作するんです。それに対する正義の弁護士ダスティン“上岡隆太郎”ホフマン!
その上、陪審員に潜り込み票を操れるという男(ジョン・キューザック)と、謎の女(レイチェル・ワイズ)が出てきて、「評決売ります!」と双方に交渉してくるんです。さてこの二人の本当の目的は?

裁判もの・陪審員ものが好きなので評価がより高いんですが、裁判の裏取引・謎の二人は善か悪か。そして、武器会社を訴えて勝った前歴がなく、ここで勝てば歴史の第一歩!という所も見所でした。

ジョン・キューザックは「アイデンティティー」で気に入ったので、他の作品も見たいと思いました。日本人に受け入れられる顔ですよね。ちょっとぼーっとして見えますが、とっても身近ないい人に見えるんです。
どっかで見たと思ったら「コンスタンティン」に出ていたレイチェル・ワイズが相手役でした。

悪徳陪審コンサルタントの存在も大事ですが、正義の弁護士ダスティン“上岡隆太郎”ホフマンも大事でした。ジョン・キューザックはラストに彼が存在する事によって未来が開けたんじゃないかと思います。

一見地味なようですが、凄くおもしろかったですよ。
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