戦後の暮らしを知りたいという動機で鑑賞。
20〜30分ずつを、4、5回に分けて見た。
一度に全部見れるほどの刺激的なストーリー展開やビジュアルはないのだけれど、
全編を通してゆったりとした心地良い雰囲気が流れていて、途中でやめてもまたこの世界観に戻ってきたくなる魅力があった。
時代を超えても変わらない家族の関係がありとても興味深かった。
ひとりの被写体を胸から上を撮るショットで、こちらを振り向いてから話すシーンが何度か見られて印象的。そしてこれも不思議な心地良さがある。
あと低いアングルからのショットも多くて、安定感とか安心感がうまれているのかもしれないと思った。