KOMORITAKUMA

東京物語のKOMORITAKUMAのレビュー・感想・評価

東京物語(1953年製作の映画)
4.0
戦後の暮らしを知りたいという動機で鑑賞。

20〜30分ずつを、4、5回に分けて見た。

一度に全部見れるほどの刺激的なストーリー展開やビジュアルはないのだけれど、
全編を通してゆったりとした心地良い雰囲気が流れていて、途中でやめてもまたこの世界観に戻ってきたくなる魅力があった。

時代を超えても変わらない家族の関係がありとても興味深かった。

ひとりの被写体を胸から上を撮るショットで、こちらを振り向いてから話すシーンが何度か見られて印象的。そしてこれも不思議な心地良さがある。

あと低いアングルからのショットも多くて、安定感とか安心感がうまれているのかもしれないと思った。
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