30年ぶりくらいに観ました。
老いた母の待つ帰省の飛行機内で視聴。
帰省の間は母を大事にしたいと思います。
紀子3部作と呼ばれる作品を順に見返しましたが、前2作とはだいぶテーマが異なり、一番胸に沁…
人間のエゴによる家庭の崩壊という近代的なテーマに感じた、子は親に冷淡な一方で親は子供の役職を詐称したりただの町医者だと言ってたりする冷たさはある種自分事的に思える
子供が親から完全に分離してしまって…
おお。ちゃんと面白かった。良かった。
明らかに地味な作品だろうしちゃんと楽しめるか若干の不安があったが、しっかり味わえた気がする。
この作品(というか他の小津監督作品もそうなのかもだけど)、ほん…
久しぶりに観て改めて怖い映画だと思った
小津映画を観て古き良き日本の家族みたいな事を言ってる人が未だにいるのがびっくりする
この代表作なんて家庭崩壊だし、ギスギスしてるし、親子の縁より他人の原節子が…
ちょっと泣いた。墓に布団は着せられず、か。
初めの方の子供の「チェ、なんだい、なんだい。つまんねーやい。つまんねーやい。」がおもろかったんだけど。何回も続けてるうちに、ロバート秋山のモノマネ思い出…
小津独特のローアングル定点、同じ居間にいるような没入感、日本家屋をならではの奥行きのある構図とリズムよく進む会話、やっぱりすごいなあ……
人物たちは動きがシンクロしたり、身体の向きが同じだったり、完…
なんだか無性に見たくなった小津映画。
映画的な出来事は何も起こらない。
だからこそ、ずっと残り続ける。
日本人の懐かしくも普遍的な姿をフィルムに収めた名作映画でした。
原節子、淑やかで美しい女性です…
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