映画の恣意性
映画としての強力なメッセージ性はあまり感じないのだが、むしろ映画にメッセージを求めすぎることもいかがなものか?と反省したりもした。
というか、映画におけるメッセージとはなんなのか。メ…
初めは小津が小津すぎて馴染めるか不安だったけども、ラストの笠智衆と原節子の話すシーンで何故かホロリ来た
笠智衆の淡々とした演技と、原節子の起伏のついた演技が合わさって丁度いい
紀子が夫婦に優しくした…
世の中は思うようにいかない。みんなそれぞれ思うようにいかないと思いながら、それでも生活をしている。すべてのことは変わっていき、家族というかけがえのないもののかたちさえ徐々に変わっていく。その寂しさを…
>>続きを読む景色の美しさと人間の姿。詩的に現実を描いたような映画。
親を大事にしきれない気持ちは多少理解できるので心苦しかった。それにしても薄情がすぎるとは思うけども。
一方で両親側の心情と優しさもなんとも言え…
(C)1953 松竹株式会社