"グット・ウィル・ハンティング"や
"オーシャンズ"シリーズでも
魅力的な役を演じていた
マット・デイモン主演のシリーズ映画。
なぜか観ていなかったので鑑賞。
海を漂っている所を漁船に助けられた主人公。
記憶喪失になっており、
ヒントとなるのはお尻の辺りに埋め込まれた
スイスにある銀行の貸付金庫の番号のみ。
自分は一体何者なのか、何をしていたのかを
追手から逃れながら探って行きます。
監督や俳優達のインタビューで
語られている通り、
ハリウッド映画にありがちな
ド派手なアクション映画ではなく、
リアリティーを念頭に置いた映画なので、
少し地味に感じるかもしれませんが…
その中でもカーチェイスや格闘シーンは
リアリティーがありながらも
格好よく仕上がっていてよかったです。
記憶喪失でも身についた技術は、
無意識に発揮されて観ているうちに
より主人公の素性が気になって行きます。
今作では、様々な要素が出てきますが、
解決する問題は少なく、
"トレッド・ストーン計画とは？"という
素性を知る上で重要な事に関しても
あまり触れられません。
今ではシリーズ化されているので、
次回作でわかるのかな？と思えますが、
公開当時観ていた方々は、
きっとモヤモヤしたでしょうねw
物語の展開は早過ぎず、遅過ぎずなので、
ダレずに観る事ができると思います。
時には大胆で、時にはスマートな
現実味のあるアクションをぜひ鑑賞して下さい。
