ちはな

クレアモントホテルのちはなのレビュー・感想・評価

クレアモントホテル(2005年製作の映画)
3.2
「遠くの親戚より 近くの他人」というけど この映画の場合
「実の娘・孫より イケメンの青年」

未亡人のお婆ちゃんサラが長期滞在ホテルで過ごす日々をえがいた作品
残りの人生 自分の為だけに生きると決めてやって来たロンドン
ある日 転んだ彼女を優しく介抱してくれたのがルードヴィク(オーランド・ブルーム似だなぁなんて思ってたら ドラマ『HOMELAND』に出てた人)
彼 すごく好青年だけど 仕事も恋愛も母親とも上手くいっていない
しかし 途中『ハロルドとモード』に例えられるほど サラとは相性がいい
ふたりは交流を重ね「家族」のような存在に

ホントにルードヴィクが優しくて彼の歌声聞いてたら 知らない曲だけどサラと一緒に泣いちゃったよ
サラは残りの人生楽しむつもりだったけど 結局旦那さんとの楽しかった日々ばかり思い出してたな
孤独な老後はどう見ても寂しい
この部分をかなり見せつけられたような…
ルードヴィクに出会えた事はサラにとっていい思い出
ルードヴィクにとってサラは いろいろなきっかけになってるし お互い感謝の気持ちでいっぱいだろう
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