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カポーティのなのレビュー・感想・評価

カポーティ(2005年製作の映画)
4.5
だいすきなだいすきなカポーティ。
冷血は読むのにすごく時間がかかってしまった、これは映画で流れていくけれどだからと言って何かが軽くなるわけじゃなくて重さは変わらない。
本で刑事のこととか一家のこととかを知っているからペリーとリチャードが恨めしくて仕方なかったけれど、こっちではその2人に焦点が当たっていて、映画から見ていたら自分はどんな気持ちになるのかなと思った。
最後は少し泣きそうになってしまったけれどこれはお涙頂戴の映画じゃない、本当にあったお話だし内容は本当にあった事件について本を書いた本当にいた人物について。自分の手元にその本があるって不思議な感覚だ。
カポーティが愛おしくてたまらない
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