フィリップ・シーモア・ホフマンの演技は一貫性があり、そのゆるぎなさが凄い。
彼がなぜ殺人事件に惹かれたか、また犯人の動機とは何だったのか、なぜ犯人はカポーティに心を開いたのか・・・こうしたごく当た…
人の心の孤独について描いた作家や作品は数多く存在しており、むしろ孤独に触れない作品のほうが少ないようにも思う。しかし、それを魂の領域にまで踏み込みながら、映像の質感として浮上させるように描いた映画監…
>>続きを読む近づき過ぎて
見えなくなった境界線。
カンザス州で起きた一家4人惨殺事件を徹底的に取材して書いた「冷血」は、著者トルーマン・カポーティ役でシーモア・ホフマンが魅せる、アカデミー主演男優賞に輝く快演…
カポーティに興味を持ったのは、高校1年生の時に名画座で観た「冷血」で、「ティファニーで朝食を」と同じ原作者とは思えない衝撃だった。どちらも原作をよんでも、類似性を見つけるのが難しいのが面白かった。そ…
>>続きを読むトルーマン・カポーティが代表作「冷血」を書き上げるまでを描いたお話。
カポーティを演じたフィリップ・シーモア・ホフマンの演技がとにかく素晴らしい。
カンザス州で起こった殺人事件に興味を持ったカポー…