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カポーティ2005年製作の映画)

Capote

上映日:2006年09月30日

製作国:

上映時間:114分

ジャンル:

3.6

あらすじ

みんなの反応

  • フィリップ・シーモア・ホフマンの演技が素晴らしい
  • カポーティの作品を読まずに観ても楽しめる
  • 犯罪者と普通の人間の違いについて考えさせられる
  • カポーティの多面的な人間性が描かれている
  • 淡々としたストーリーであるが、演出が良く退屈しない
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『カポーティ』に投稿された感想・評価

フィリップシーモアホフマン好きなのでずっと見れて良かった
つい先日、原作小説[冷血]を読了したので観てみたのだが、本作はその[冷血]を完成させるまでのカポーティをダイジェストっぽく描いた作品。
原作…

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作家は耐えられなかった、自らの残虐性に。死刑囚に“友だち”と言われながら、本を完結させる為、実は死刑執行を望んでいることに。“友だち”としてそれに立ち合うことに。

“叶えられぬ祈りより
叶えられた…

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隼
3.5
感情はあまりにも瞬間的なものなのに、そこにどんな価値を見出せっていうんだい

カポーティの叶えられた祈りが好きだったので出来心で見たらめっちゃ鬱映画だった。死刑囚と表向きは友情を深め死刑の後に「何もできなかった」と嘆き、心の底では出版のために死刑を望む「救いたくなかった」カポ…

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perry
3.8

「冷血」を書く際に犯人や関係者に取材している様子を映画に

カポーティvsスワンでトルーマンカポーティのイメージが掴めたが、もちろん本作の演技も参考にしていると思う。フィリップシーモアホフマンは様…

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アカデミー賞5部門ノミネート作。「ティファニーで朝食を」の著者である小説家トルーマン・カポーティが「冷血」を書き上げるまでの伝記映画で、凄惨な事件と容疑者とのやり取りの中で複雑な心理が描かれている。…

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sui
3.8
このレビューはネタバレを含みます

冷血を読んだのはもう20年くらい前で
正直あまり記憶になかったけど
映画見てたらふつふつと湧き上がるものがあった

すごく丁寧に心情をなぞるみたいに描かれてる気がする

最後の面会で泣いてしまったの…

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このレビューはネタバレを含みます

会話の94%を記憶してる。

カポーティは彼らを金脈と呼び、犯人2人控訴に有利な表現を求め、材料の一つにしようとするが、カポーティは取材を続ける。お互いを利用し合う。

「冷血」

絞首刑に移される…

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yuiii
4.7
このレビューはネタバレを含みます

--利用しながら愛するなんてあり得ない

--たとえて言えば
彼と僕は一緒に育ったが
ある日彼は裏口から出ていき 僕は玄関から出て行ったんだ
--それ冗談?
--違う


自分自身の冷血さを見たかっ…

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3.5
やっぱ物書きは自分を保つことが難しくて、何回生まれ変わってもなれないなと思った。
彼の最後の作品「冷血」を読んでみよう。

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