カポーティの作品情報・感想・評価

「カポーティ」に投稿された感想・評価

なんせフィリップシーモアホフマンですな。亡くなったって知ってるからかなんだか余計に影を感じました。
偉大な人がドラッグに殺されるニュースはもう聞きたくありませんねぇ。ハリウッド俳優みんなやってそうなイメージだけど。
つよ

つよの感想・評価

4.2
作家トルーマン・カポーティが本を書く映画。
フィリップ・シーモア・ホフマンの役作りと演技が見事。文句なしの主演男優賞。
他の俳優陣ももちろん素晴らしい。
伝記映画ということ。実話?
ぽし

ぽしの感想・評価

3.7
カポーティ会ったことないけど、こういう人だったんだと思わせるフィリップシーモアホフマンの演技力💯
ani

aniの感想・評価

4.2
『冷血』読了後に絶対観ようと思っていた『カポーティ』をやっと観た。フィリップ・シーモア・ホフマンが凄すぎて絶句。カポーティの喋り方を知らなくても彼にそっくりだと思わせてしまう程のなりきりっぷり。新作執筆のため殺人事件を取材する中で生まれる相反する想いと葛藤を見事に演じていた。
ナナ

ナナの感想・評価

-
本当の気持ちを見せないような演技が素晴らしい。
「僕が君を理解できなければ世間は君を怪物扱いするだろう、僕はそれを望まない」
死刑囚の耳には殺し文句に響いただろう、この言葉があまりに真実で刺さる。
こんな殺し文句を言うからって、彼がゲイだからって、あの人を愛してるんだろうとか安直に繋げたがる世間を彼は嗤うだろう。
人の心は一側面で計れない。
社交場で毒舌の道化として振る舞う彼、
ネルの前、パートナーの前で見せる顔、
ペリーの前で演じる顔、
朗読会の彼、
アルコールでふわふわになったときに吐く毒、
一人きりの時の顔..
何が本音かなんて観る側に掴ませないのがいい。
ただ彼は死刑囚と話し、本を書き、未完に終わった、その事実だけが残る。
原書を読まないとこの作品の「厚み」は理解できない。
Non-Fiction Novelの中の初期作品。
今年「ティファニーで朝食を」を初めて観たのもあるけど、カポーティに興味が湧いた。

今まで、海外文学はあまり読んでこなかったけどちょっとチャレンジしてみようかな。
素数

素数の感想・評価

3.7
ある一家惨殺事件に目をつけたカポーティが取材を重ね『冷血』というノンフィクション小説を執筆するお話

カポーティが何を考えているのかが分かりづらくどこにも感情移入ができず見方が難しい、だけど実際彼自身も葛藤の中で感情がぐちゃぐちゃだったんだろうな
さらに何が真実なのか、どれが善悪なのかも観ているうちに分からなくなってきたけどそこはノンフィクション故のことなんだろうと感じました
現実は他人が考えてることなんて分からないですもんね、そこで起きたことも結局当事者しか知らないし
作中の殺人は間違い無く悪だとは思いますが…


今作を見た上で実際に『冷血』ではどう事件が綴られているのか気になるけどジャンル的に読める気がしないです、映画化されてるみたいなのでそっちをいつか見れたら良いかなーでも怖そう


カポーティという人間自体にはあまり惹かれなかったです私は、苦手タイプ(笑)

『ティファニーで朝食を』も映画の方しか見れてないけど好きではないなー
mizuki

mizukiの感想・評価

4.5

このレビューはネタバレを含みます

トルーマンカポーティが冷血を書くまでの話!この映画は冷血を読んでないと少し退屈かもしれませんね笑 ただ冷血を読んでから見るとその緊迫感、迫力がこの静かな映画の中でひしひしと感じられる、そんな映画でした!

ほんとによかった!冷血に描かれた殺人事件をカポーティという冷血の作者である人物を主人公として改めて映像として見ることができるだけでほんとに面白かったです。

ホフマンの演技が凄いです。喋り方、動作全てが作り込んでるなと。喋り方に関してはほんとにびっくりしました!彼もまたメソッドアクティングの役者ですがそれが祟って、ほんとにハリウッドは惜しい人を亡くしたと思いました。

冷血のテーマと重なりカポーティの内面と絡ませ、その物語はとても深い二面性を抉ってくるようでした。育った環境は同じだけど、ペリーは裏口へ自分は玄関へ、という言葉は同じようになるのではないかという恐怖と同じようにはならないという強い拒絶が見えるようでした。

そしてほんとうに冷血なのはペリー達なのか、拒絶を感じながら彼らを友達と称して騙し利用し続け、最後は死刑になることを望むとともに死刑が近づくように助力した自分なのか、その葛藤への暗示が、デューイとの会話でしっかりと入れられていました。また最後に長年付き添って、やはり情が湧いてしまっていた死刑囚二人が死刑される直前では涙とともに自分の罪を否定するかのように自分に言い聞かせるように発した言葉の重みにはこちらもうるっときてしまいました。彼らの本質は自分達と同じなんだと口にしながらも一番否定していたカポーティ自身が内側から壊された瞬間に見えました。

またペリーの事件当夜のことへの述懐シーンは回想と二人の顔の交互のクローズアップでとても迫力があり、緊迫感がすごく伝わりました。


冷血以降一つの作品も完結させなかったというのは驚きですが、それを納得させる体験だったことがすごく伝わりましたし、一番痛感させられたのが読者ではなくトルーマン自身というのが衝撃と皮肉といろいろが混ざって感じるものがありました。
shiori

shioriの感想・評価

2.5
事実をモチーフにした カポーティの小説の映像バージョン 。まるで入れ子箱のように 、被害者の、ペリーの、カポーティの、そして映画監督の、思いがどんどんかさなる 。一家4人は間違いなく悲劇だけど、カポーティを純粋に慕うペリーにも魅力を感じてしまう 。でもカポーティの真意は??それを知るにはやっぱり小説読まないとだめみたい 。ちょうどカポーティを読もうとおもってたから いいタイミング 。冷血、近々読んでみます 。
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