このレビューはネタバレを含みます
初鑑賞です。
吹替版です。
楽しかったですが、気になったところもあります。
①『三銃士』との距離感
原作未読です。
子供の頃に『アニメ三銃士』を観ていました。
ディズニーですと、『ミッキー、ドナルド、グーフィーの三銃士』を観たことがあります。
②良かったところ
・三銃士とダルタニアンの配役
わくわくしました。
特にアトス役のキーファー・サザーランドさん。
「ジャック・バウアー!」とテンションが上がりました。
『24』は観たことがありませんが😅
・三銃士の性格
優等生ではなかったです。
国王を守ると言いつつ、「実際はただ暴れたいだけでは?」と思いました。
女性たちと楽しくしていたり、派手に飲んだりと豪快な人たちでした。
特にアラミスは信仰に厚い人物でありつつ、容赦なく敵を倒し、女性に目がない。
「めちゃくちゃだなあ・・・」と思いました。
遠目に観ている分には良いですが、お近づきにはなりたくないグループでした。
クセがあって良かったです。
・枢機卿
いい悪役でした。
憎たらしい表情が良かったです。
女性との距離が妙に近いのも、気持ち悪かったです。
特に印象に残ったのは、股間に刃物を向けられるシーン。
男性として危機的状況にもかかわらず、枢機卿は余裕を見せていました。
恐るべし(゜ロ゜)
・変装
「実は銃士でした!」パターン。
わかりやすいんですけれど、ただ力押しで勝つわけではないところが好きです。
・吹替版の声優さんたち
馴染みのある声優さんたちでした。
楽しかったです。
③気になったところ
・ダルタニアンに恋い焦がれるコンスタンス
終盤で2人がキスして、いい感じになっていました。
コンスタンスは一途にダルタニアンを想っていたようですが、ダルタニアンは他の女性ともいろいろあったので、複雑な気持ちになりました。
あと、序盤で「侍女と銃士の交流禁止」とコンスタンスが言っていたので、最終的に人前でキスして簡単に祝福された時は悪い意味で驚きました。
・ロシュフォールがダルタニアンの仇と明らかになるのは終盤
何となく仇なんだろうと察しはついていましたが・・・
一騎討ちの終わり際で明かされるので、気持ちが盛り上がらなかったです。
・ラストで銃士隊がダルタニアンに加勢する展開
本作で一番気になったシーンです。
ダルタニアンに私的な恨みを抱く人たちに対して、公的な集団である銃士隊が実力行使に出る。
しかも、この場面で「1人は皆のために!皆は1人のために!」と口にしていました。
結局は身内に優しいだけの集団なのかなと思い、モヤモヤしました。
④まとめ
気になったところもありますが、好きなところもあります。
気軽に楽しめました。
観て良かったです🙇♂️