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今そこにある危機のSYUのレビュー・感想・評価

今そこにある危機(1994年製作の映画)
3.0
2021/08/07
監督フィリップ・ノイス
ハリソン・フォード
アン・アーチャー
ウィレム・デフォー

【真実と向かい合えるのは愛を知る者】

コロンビアの強大な麻薬カルテルと、合衆国政府の対立の裏に潜む陰謀に巻き込まれた情報分析官J・ライアンの命がけの戦いを描く、T・クランシー原作によるJ・ライアンシリーズの劇場映画化第3弾となるポリティカル・スリラー。

W・デフォーでもう一本。

映画化シリーズとしては3作目だが、H・フォードによるJ・ライアンは「パトリオット・ゲーム」に続く2作目、原作シリーズとしては4作目の作品。

T・クランシーの原作に嵌まっていた時期があり本作も既読、原作はとにかく登場人物が多く苦労したが、劇場版はわりと見易かった印象。

アメリカの正義を体現するかのようなJ・ライアン、信念の為なら国すら敵に回す主人公をH・フォードが熱く演じている、終盤の戦いは手に汗握る、やがて明かされる黒幕に対するJ・ライアンの怒りが印象的だった一本、思い出したらシリーズ見返したくなりました。

鑑賞日1994年 劇場にて
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