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戦場のメリークリスマスのGONのレビュー・感想・評価

戦場のメリークリスマス(1983年製作の映画)
3.5
うーむ、正直言わせてもらうと中盤普通に退屈でストーリー構成もダメダメだし、間のとり方も雑だし、トム・コンティの日本語聞き取りづらすぎたから本当は☆2.0くらいの出来。
でも坂本龍一の音楽と全体の雰囲気が好みだったので取り敢えずOKです!(•ω<)✌

それにしても坂本龍一の音楽いいねいいね!
編集力が皆無なせいで使われ方雑っ!って思っちゃったけど、あのテーマ曲は心に響く…
この作品がここまで名作扱いされてるのは彼の音楽のお陰でしょ。それ以外は特に何も秀でてない凡作なんですが… 音楽の力って本当に凄いな。

不満点言うけど、主要キャストがほぼ俳優じゃない人ばっかで演技が上手くないから、感情移入出来るキャラが誰一人居なかったのが残念だった。(まだたけしの演技は良かったけど)
なんでわざわざ歌手や芸人、音楽家でキャストを固めたんだ!? 話題取り? 少なくとも、絶対にこのメンツじゃなきゃこの作品は成り立たない!ってわけじゃないだろう。
本当に捉えどころの無い絶妙な雰囲気と音楽だけで無理やり突き通した様な作品だけど、ラストシーンの「ローレンス!メリークリスマス、メリークリスマス!ミスター・ローレンス」はすごく良かったと思うよ。
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