幼なじみのコメディー映画トリオのZAZ（Zucker, Abrahams and Zuckerの略）。本作はこのZAZのジム・エイブラハムズ監督の代表作です。これが代表作ですが、一番面白いのはダニー・デヴィートとベット・ミドラーが共演した『殺したい女』だとは思うんですけど。
本作はジャケットの見た目でもわかるとおり、トム・クルーズ主演『トップガン』のパロディ映画です。『トップガン』以外にもトム・クルーズが主演して大ヒットした『カクテル』や『ハスラー2』を思わせる場面もありますし、やはり大ヒットした『ナインハーフ』なんかもパロってます。良くも悪くも80年代を代表する映画のパロディー映画となっています。そうそう、ZAZの「もう一人のザッカー」であるジェリー・ザッカー監督『ゴースト／ニューヨークの幻』っぽい場面もありますね。ライチャス・ブラザーズね。
「笑い」のセンスって最も経年劣化しやすい要素の一つだと思います。特に本作のように当時は旬だったネタを扱った映画はそうです。まあ、今でもクスッと笑えるギャグはいくつかありますけどね。
もうすぐ公開される『トップガン／マーヴェリック』に備えて『トップガン』を復習する人も多いでしょう😀 ついでに、この『ホットショット』も見直してみるといいかもですよ。ひょっとしたら『ホットショット３』とかあるかも！（多分ない😂）
