義清

ディア・ハンターの義清のレビュー・感想・評価

ディア・ハンター(1978年製作の映画)
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クリストファーウォーケンのロシアンルーレットを見たら、なんだか刹那的な気分になってしまった。捕虜になっていたときのよりも、サイゴンの賭博場のときの方が迫真の演技だったように感じた。感想を表現しづらい作品だな。感想を言語化できないこの感じは、『太陽がいっぱい』を観た時のよう。
デニーロさんはいい役者だと思った。ドン・コルレオーネ役のクールな雰囲気とは打って変わって、陽気で、熱血で、ジェントルで、、、。
『天国の門』よろしく、アコースティックギターのBGMが素敵だった。
ここに描かれたベトナム人たちは、しゃべり方は田舎っぽくて、雰囲気は嫌味っぽくて、今まで抱いていたイメージと違った。
朝から無気力のあまり、映画を観て目を覚まそうと思ってたのに、よけいに力が抜けた。卒業がさらに遠のいた。
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