ディア・ハンターの作品情報・感想・評価・動画配信

「ディア・ハンター」に投稿された感想・評価

なぜかこの映画は、今まで観てなかった。
他のベトナム戦争映画と違い、戦闘での死によって悲惨さ等を描くのでは無く、描かれている。帰郷してもそれまでの様に戻れなかったり重症を負い身体が不自由になった仲間、恐怖から感覚が狂い帰れなくなって仲間等のドラマ中心。戦争が、地元に仲間に与える影響が描かれているのかなあと
思った。
今と違い、戦争が終わってそんなに経たない時期の作品で、同じ様な環境が周りに溢れていて、公開当時に観た人達には感じる部分が、多く深かったんだろうなと思った。
ベトナム戦争の話。
学がないので最初全く理解できなかった。

鹿狩りの鹿に、ロシアンルーレットで自分達がなるって暗喩なのか。もっかい見たいかも。
ロシアンルーレットのシーンが本当に緊張します。一発撃つごとにドキッとなって心臓がバクバクしました。

前半はワイワイガヤガヤした仲間たちと結婚式で、後半の暗いギャップに繋げていました。

アカデミー編集賞をとっていますが、いきなり戦地や説明なくポンポンと場面が切り替わりますが、良いのか悪いのかわかりません。

PTSDも後半しっかり描いていて、仲良かったみんながおかしくなっていくのは悲しいです。

メリル・ストリープはこの頃かなり声が高いですね。
戦争が何もかも狂わせてしまった。
冒頭の幸せいっぱいな長尺の結婚式シーンは長くてダレそうだったが、後々効いてくる。みんなで歌って踊って騒いでいたあの頃にはもう戻れないという喪失感が強調されていた。結婚式で始まり葬式で終わる。
結婚式で始まるって『ゴッドファーザー』みたいで、その後の悲劇を連想させる。
ジャンル的には戦争映画なんだろうけど、戦場中心の舞台ではなく、暮らしや情緒に焦点が当てられていた。
すでにこの頃病に冒されていたジョン・カザールの遺作。
EIKUNN

EIKUNNの感想・評価

4.2
【彼らの関係は、友情か愛情か】
 マイケルは、本当はメリルストリープが好きだったのか?それとも、ほんとにゲイ的な感じでニックにとって大切な人であるメリルストリープへの優しさなのか。ゲイだけど彼女ならOKなのか?とも考えたけど、マイケルはニックに"I love you."って2度言ってるし、狩仲間も彼がいないならウンザリって言ってるし、最後のロシアンルーレットもお前のためなら死んでやるって気持ちで参加してると思うし、やっぱりマイケルはゲイでニックが好きだったと僕は思った。そして彼を愛した者同士、マイケルとメリルストリープは心で通じ合うのだろう。
 友情といえば、演じた俳優同士、さらには監督が病に蝕まれていたカザールを支え、後世に残る作品を作り上げたこと。

・全体を3幕構成だとして、第1幕の結婚式・狩りまでが70分と、正直長くて何度も止めてしまったが、2回目鑑賞時には、全て必要なシーンでした。
・"I do."って練習してたのに本番で"I have."って言っちゃうの可愛い。
・"OK??(満足か?)"
・長かったり過激だったりで、たぶん10回は観るのを中断した。テンポが良いわけではないし、話も何度も観れるものではないが、それでも最後は泣きそうになった。特に、2回目鑑賞以降はマイケルの彼への気持ちを考えると胸が締め付けられる。
・「お前(ニック)なしでは狩りには行かないよ」という言葉に反して狩りに行っても、獲物を取ることは出来ていない。そしてマイケルにとって、ウンザリ度NO.1のスタンの行動に対して、愛する人が死んだ方法でわからせ、その場を収める。
・ロシアとの関わりを指摘したAmazonレビュー上での評論が面白かった。
・あと残虐さではNO.1を争う、手榴弾で身を隠していた子女を虐殺するシーンでは、ベトナム人ではない他のアジア人と思われる兵士が出てくるが、あれは韓国人で、実際の手口そのものだそう。つまり、監督が見逃してはいけない戦争犯罪をあえて挿入したと考えられる。
・「パルプフィクション」でこの映画に関する小ネタが出てくるらしいので注意して観てみたい。

このレビューはネタバレを含みます

この作品は内容が3つに分かれています。1つ目は出征する前日、仲間の結婚式、鹿狩り。2つ目は出征したベトナムでの出来事。3つ目は帰還し、それぞれの境遇。1つ目の結婚式が結構グダグダして長く感じたけど突然場面がベトナムに切り替わりハードな描写に変わるのであのグダグダした感じが余計にあの頃はよかったと思ってしまう。戦争で、命を賭けたロシアンルーレットで殺し合いをさせられるなんて理不尽過ぎる。戦争映画とはまたテイストが違う悲惨な描写。ロシアンルーレットのシーンが多めで特に最後は辛かった。鹿狩りに行く山はとてもきれいだった。
hikumahika

hikumahikaの感想・評価

3.5
この映画のタイトルは前から知っていたが、「ディア」はDearじゃなくDeerだったなんて初めて観て初めて知った…
ロ・ロ・ロ・ロシアンルーレットな作品で戦争が人間を狂気に変える描写は優れていたが自分にとってはやや冗長だったかな。
友人が最期の最期に鹿狩りのことを思い出したのはわずかな救いだが、それが悲しみを増幅させる。
そして友が永遠の眠りを過ごす場所は工場の喧騒が響き渡るあそこがピッタリだった。
NaThaRita

NaThaRitaの感想・評価

3.9
【再鑑賞】

1ヶ月以上空いてしまいまして。


覚えていた印象(下記)のまんまだった、
珍しいパターン。悪い意味で。

・前半が無駄に長く感じる
・ロシアンルーレットの印象が強烈すぎ
・車椅子になった親友
・ベトナムで廃人になった親友

印象のせいなのか感性の問題なのか
親友たちとの友情は伝わってくるものの他の戦争作品に在る感動はやっぱりなかった。。
戦争に行った側と祖国に残った側の温度差?
伝わったけどそれにしてもねぇ…

映画に何を求めてるかに依るのかしら…。
数あるベトナム戦争を描いた映画の中でそこに関わっていったアメリカ人の心象風景を最も見事に描いていたのがこの映画だと思います

主人公達が従軍前に過ごす田舎町の描き方が丁寧でそのあたりがより味わい深く物悲しくも感じる。
彼らが集うバーで歌う当時のヒット曲「君の瞳に恋してる」の歌詞がより感慨深く響きました。

ついに春がやってきた
生きてる事を神様に感謝している


大好きな名優 ジョン・カザールの遺作ともなりました
Yu

Yuの感想・評価

4.0
戦争がいかに人を、若者を狂わせていくかが痛々しく描かれています

戦争は行って終わったからといって、終わりではない
戦場でなくとも、戦争の苦しみは続くのだと当然ながら思いました
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