ベッカムの右足

ノッティングヒルの恋人のベッカムの右足のレビュー・感想・評価

ノッティングヒルの恋人(1999年製作の映画)
4.2
超名作と言われるものほど、まだ観てない!というモノがとても多く観た後にたまに「あぁ、もっと早くに観ておけば良かった」と後悔する時がある。
私にとってまさにこの作品がそれにあたる。


UK舞台の90s恋愛映画の5本の指に入るんじゃないかと勝手に思っている、この名作は冴えない書店の主人と世界的に人気なハリウッド女優との恋愛を描いた作品。

早く観ておけばよかった後悔ポイントとしては沢山あるのだが3つに厳選すると、
①イギリス好きならマジ速攻で観ろ。
②音楽が良い。
③ヒューグラントとジュリアロバーツだぞ!
となる。

90sのアメリカとUKの映画史において燦然と輝くヒューグラントとジュリアロバーツの2人がとてもチャーミングで可愛らしい。大人でもこんな素晴らしい恋愛出来るのか!と夢を持たせてくれる。

実は昨年、とある記事でヒューグラントが続編に意欲を持っているコメントが載っていた。
続編ではやはり書店の主人とハリウッド女優との結婚生活は長続きせず泥沼の離婚裁判になる話になるだろうと、彼らしい皮肉たっぷりのジョークだった。

よくある映画や物語のその先を覗きたくなるのはファンならではの心理だが、私にとってノッティングヒルはいつまでも夢のある街である事は変わりない。あのブルーの扉はすでにないが、私の胸の感動の灯火は消える事はないだろう。
ベッカムの右足

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