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ノッティングヒルの恋人のcheapfieldのネタバレレビュー・内容・結末

ノッティングヒルの恋人(1999年製作の映画)
4.8

このレビューはネタバレを含みます

大大大好きな映画。
恋愛てこうあれたら良いなてずっと思ってる。
言葉て本来こうあるべなんだよ。
散りばめられた名言達がその人の今を本当に良く表してる。

そんなセリフや言葉を躊躇なく言えたら。
その言葉の真意を1秒で翻訳してくれたら。きっとこんなに後悔なんて無くて辛くなかっただろうなて、まるで自分の事のように思える。
だけど、初めからそんなだったら今の自分は居ないなぁ。とも思う。
出会った時から100点満点の解答を出せる相手は僕にとっては足りないのかもね。
あの時喋った言葉を後悔して、相手が発する言葉や相手の価値観を理解しようとするから、自分も成長するんだよね。

「彼女も生身の人間だ」って言った相手から、「私も1人の普通の女よ」て言われるそんな主人公。
その会話の間に発する「君と居ると僕は危うくなるんだ」。
そして、あのシーンへ。。

どっちがどっちに染まったのか。
どちらも染められる事の良さを知ってんだなと。
互いを愛するて奇跡に近い事ていってたけど、正にその通り。
自分らしく有りたいと、彼女に似合う男になりたいと。
彼女と会う事で、自分の事がもっと好きになれた。そんな人と出会いたい物です。

この映画を有り得ない夢物語だとかて言う人とは多分一生仲良く過ごせないと思う。
身分だとか、立場とか、過去なんて関係ない。
目の前の人が自分にとって大切かどうか。
子供の子供にまで引き継ぎたい映画です。
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