SYU

崖っぷちの男のSYUのレビュー・感想・評価

崖っぷちの男(2011年製作の映画)
4.0
2021/07/21
監督アスガー・レス
サム・ワーシントン
エリザベス・バンクス
andエド・ハリス

【全てを欺け】

突如、ニューヨークの高層ビルの窓辺りに立った男、野次馬やマスメディアが白熱する中、次第に男の真の目的が明かされていく様を描くスリラー。

過去と現在のシーンが交差する演出で、前半は分かりづらく感じるが、主人公の目的が次第にあかされ、物語が繋がり始めてからの伏線回収や謎解き、二転三転する展開は秀逸でした。

キャストはなかなか豪華ですが、その中でもやはり悪役を演じたE・ハリスの存在感はやはり流石といった一本、ラストは少し都合良すぎにも感じましたが、スピーディーな展開が楽しめるスリラーの佳作です。

鑑賞日2012年7月10日 劇場にて
SYU

SYU